「あのクサ、なして、そげん、こげん」。強烈な存在感がある博多弁

 話していることばで出身地が分かることがある。方言の持つパワーを表すものだ。博多でも多種多様な方言が存在し、脈々と生き続けている。だが、世代交代が進み、テレビなどの影響でことばが画一化して、使われない博多ことばが増えてきた。標準語では言い表せないニュアンスや独特の温かみ。何よりも博多を強烈に主張するお国ことば。時代の流れが決めることではあるが、残していきたいものもある。そんな気持ちを込めて、博多ことばを再発見。

☞濁らない「かろのうろん屋」

 そもそも博多ことばは学術的には九州方言の中の筑肥(筑前・肥前・肥後)方言に属し、福岡市を中心とした周辺の市町村に広がったとされる。さまざまな特徴を持つがその一つが「ダ」行音の「ダ・デ・ド」をラ行音の「ラ・レ・ロ」と発音する点。例えば「かろのうろん屋」とは...

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