惜別、諦め…開設79年「赤屋根の彦山駅」解体始まる 添田町

 80年近くの歴史を誇る添田町落合にある赤屋根の駅舎が、その歴史に幕を下ろそうとしている。JR日田彦山線の彦山駅。霊峰・英彦山を目指す登山客や修学行生をはじめ、通勤・通学客らでにぎわったが、老朽化と利用客減少という時代の流れには逆らえなかった。住民は、ともに歩んできた地域の象徴がなくなってしまうことに、諦めと惜別の思いが交錯する。 (吉川文敬)

 「駅が遊び場でした」

 駅近くで食堂を営む宮本洋子さん(66)は懐かしむ。駅舎周辺には池や広場があり、地元の子どもたちにとっては格好の遊び場だった。「子どももたくさんいて、かくれんぼとか楽しかったなあ」と宮本さん。

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