長崎くんち奉納踊り2年連続の中止

 長崎市の諏訪神社で毎年10月に行われる秋の大祭「長崎くんち」(国重要無形民俗文化財)について、同神社や踊町(おどりちょう)関係者などは12日、昨年に続き今年の奉納踊りと御神幸の中止を決めた。新型コロナウイルスの収束が見通せないと判断した。奉納踊りと御神幸が2年連続で中止となるのは、380年以上続く歴史で初めて。

 神社と踊町などの会議で決定した。神事は執り行い、今年の踊町などの当番は来年に繰り延べとなる。池田剛康宮司は「命を大事にするための判断だが、断腸の思い」と声を震わせた。

 長崎くんちは江戸時代初めの1634年に始まったとされる。毎年10月7~9日、7年に1度当番が回ってくる踊町、神輿守町(みこしもりちょう)がそれぞれ演(だ)し物(もの)の奉納と御神幸を担当する。

(坪井映里香)

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