鷹「お得意さま」オリに完敗 昨季貯金12 田嶋にたじたじ1安打

 反撃も及ばなかった。6点差を追いかける九回。3点を返し、なおも2死一、二塁と一発が出れば同点の状況をつくった。だが、八回まで4打席凡退していた1番の周東があっさり3球三振。1週間ぶりに戻った本拠地は、ファンのため息に包まれた。

 敗戦後、工藤監督は「(14日に)つながると思う」と九回の攻撃を前向きに捉えた。一方で、打線の沈黙ぶりは今後に不安を残した。初回に幸先よく栗原の適時打で先制したが、二回以降は7イニング連続で無安打。指揮官は「うまく緩急をつけられた」と相手先発の田嶋の投球に脱帽したが、攻略に向けての打線の意地や工夫は見られなかった。

 「お得意さま」相手に痛い連敗だ。オリックスには昨季、17勝5敗2分けと大きく勝ち越し。12個の貯金をつくった相手に、今季はここまで1勝3敗と苦戦している。「まだまだ20試合以上戦わないといけない」。工藤監督はシーズンが長丁場なことを強調したが、オリックス相手には前カードから2年ぶりの3連敗だ。

 開幕4連勝後に5連敗を喫しながら、先週の敵地6連戦は4勝2分けと無敗で乗り切った。波に乗りかけたかに見えたが、引き分けを挟んだ連勝は4でストップ。14日の相手先発は、前回対戦で完封負けを喫した山本だ。勝利には、打線の奮起が不可欠だ。 (倉成孝史)

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