タカ栗原「4番の風格」逆転打 パ最速10勝目、首位浮上

 ◆ソフトバンク4-3オリックス(15日、ペイペイドーム)

 若き4番が仕事を果たした。3点を先制された直後の五回。2点を返しなお2死二、三塁で、栗原が追い込まれながらも増井の外角フォークを左中間へはじき返した。「先輩たちがつないでくれたチャンス」。気迫で放った逆転の2点二塁打は、チームを首位に押し上げる一打となった。

 着実に成長の階段を上っている。昨季は持ち前の打撃力で大ブレーク。日本シリーズで最高殊勲選手(MVP)を獲得した一方、シーズン中に不振で2試合ベンチを温めた悔しさは忘れていない。「今年は全試合に出たい」。その強い思いを結果で示している。

 オープン戦こそ打率1割台と苦しんだが、7番で出場した開幕から打線全体が低調な中で気を吐いた。4日の西武戦から5番を務め、14日のオリックス戦で今季初の4番に座り、2戦連続打点を記録。ここまで15打点はリーグトップに並ぶ。

 チームはリーグ最速で10勝に到達した。首位返り咲きの原動力となった勝負強い打撃に、工藤監督も「打線の核となっている」と信頼を口にした。 (倉成孝史)

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