ニシキゴイ1年ぶりの海外出荷 コロナ禍…販売は動画に活路

 「泳ぐ芸術品」「生きた宝石」と例えられるニシキゴイ。福岡県久留米市田主丸町の「丸筑魚苑」(小西健治代表)は創業40年になる町唯一の養鯉(ようり)業者だ。品評会に出す数百万円の大型種から水槽で飼う小型のペット用まで幅広く取り扱い、国内や海外7カ国の業者と取引している。新型コロナウイルスの影響で海外業者が来日できず、ここ1年は国外取引がほぼゼロだったが、動画を送る販売方法に活路を求めた結果、16日に今年初の海外出荷にこぎ着けた。小西さんの長男瑛士(えいじ)さん(24)は「海外業者から『日本に行きたい』とのメールが頻繁に届く。会話を交わしながら商談ができる日が一日も早く来てほしい」と願っている。

 丸筑魚苑は1971年、養鰻(ようまん)業を営んでいた父から小西さんが引き継ぎ、養鯉業を始めた。子どもの頃からニシキゴイが大好きで、愛好家が集まる全日本愛鱗(あいりん)会に中学1年で入会したほど。「赤や白の魚体がきれいで、人に慣れる。餌を与えるとき、寄ってくる姿を見るとかわいくて仕方がない」と魅力を語る。...

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