内村決めたH難度、五輪へ好発進 全日本体操・鉄棒で首位通過

 内村が鉄棒で狙う東京五輪へ好発進した。15・166点を出し、現状の五輪選考ポイントで最高の40ポイントを獲得。大きなミスなく演技をまとめると「できた、できた、とホッとした感じ」と苦笑いで腹をたたいた。

 直前のウオーミングアップでH難度のブレトシュナイダーに違和感を感じた。バーが乾燥していて滑ったといい、本番では成功したが、次の離れ技でキャッチが乱れ、着地も左足が後ろに一歩ずれた。「内容的には全然納得していない」と満足感はないものの、「予選としては上出来」と自分自身に及第点を与えた。

 五輪選考会という緊張感の中でも「大事な試合という感じではなく、いつも通りできた」とさすがの落ち着きだ。個人総合予選で首位通過した18歳の北園に対して「“内村2世”と言われるけど、プレッシャーを与えないでほしい。のびのびやってほしい。“内村2世”と言っていいのは僕の子どもだけ」と笑いを交えて気遣う余裕も見せた。18日の決勝へ「きょうと同じように欲を出さない」と自然体を強調した。 (伊藤瀬里加)

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