鷹惜敗、あと1本遠く 七回の絶好機逃す 高橋に8連敗、首位陥落

 絶好機に一押しできなかった。1点を追う七回2死一、二塁。甲斐が捕邪飛に倒れ、マウンドの高橋が腕を振り上げた。西武のエースに成長した右腕に7回1失点に封じられ、2019年から3年越しの8連敗。“天敵”に苦しめられ、首位を奪い返された。

 悔しさの大きい1点差の惜敗で、工藤監督も「打者のイメージもあるんだろうけど、何とか打ち崩さないと、次も同じようにやられてしまう。また次こそはという思いでいくしかない」と渋い表情だった。

 初回2死、グラシアルがバックスクリーン左に先制の2号ソロを放った。「いいスイングで打つことができた」と手応えを示した一振りは、チームにとって8試合ぶりの本塁打。幸先のよいスタートを切りながら、その後が続かなかった。

 打線は高橋の力のある真っすぐと鋭いフォークの組み合わせに苦しみ、四回以降は3イニング連続で無安打での三者凡退に封じられた。先発の石川も今季の開幕投手同士の投げ合いで踏ん張ったが、109球の力投が報われなかった。

 前回は本拠地でカード3連敗を喫し、敵地での初戦も落とした。工藤監督は「1年間戦わなければいけないので。しっかり切り替えて」と前を向いた。18、19年にリーグ王者を奪われたライバルは、今年も難敵だ。 (山田孝人)

関連記事

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR