フェンシングと重量挙げの二刀流 「ロス五輪」へ伊藤が選んだ競技は

 フェンシング男子サーブルで2019年の全国中学生選手権大会を制した伊藤羽舷(ひげん)が今春、強豪校の福岡魁誠高(福岡県粕屋町)に進学した。重量挙げでも将来を有望視されたが、実績から五輪に近い競技としてフェンシングを選択。「(28年の)ロサンゼルス五輪に絶対出る。2年生までに全国高校総体で優勝したい」と誓う。

 瞬発力が持ち味の伊藤は小学4年時に福岡県タレント発掘事業でフェンシングの適性を見いだされ、席田中(福岡市)2年時に全国制覇。一方で19年末には全国の将来有望なアスリートを発掘する「J-STARプロジェクト」で重量挙げの指導者に注目され、同プロジェクトの合宿に参加しつつ福岡県内の大会に出場していた。

 両競技の強化担当者から「将来の五輪代表候補」と期待されて進路を悩んだが、コロナ禍で重量挙げの全国中学生選手権が中止になり「自分が全国でどれくらいの位置にいるのか分からなかった。使う筋肉が違うので両立は難しい」とフェンシングを選んだ。

 170センチ、60キロの体はスピードが増しており、今年1月に東京都内で行われたJOCジュニアオリンピックカップの「カデの部」(17歳未満)で優勝した。「(年代別代表の)コーチ陣からもまだ下手でスピードを生かし切れないと言われる。生かせるようになればもっと上に行ける」とさらなる進化を求めた。 (末継智章)

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