誰が震災を語りうるか 公共人類学の試み

【人類学者のレンズ・松村圭一郎 】

 東日本大震災から10年の節目も、次々に起きる出来事と情報の渦にすぐ飲みこまれてしまった。緊急事態宣言が解除され、聖火リレーがはじまったと思ったら、再び感染者が急増している。ブレーキとアクセルを交互に踏みつづける不安定な日々に終わりはみえない。

 人類学者が調査して成果をまとめるのには時間がかかる。...

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