脳梗塞で退職…左手で描いた郷愁の万田坑 牟田英昭

國盛麻衣佳さん寄稿(15)

 慣れ親しんだ場所が時とともに変化することは、喜ばしさと同時に少しの寂しさを感じる。その場所が一躍有名にでもなったとしたら、誇らしさと同時に当時の姿とのギャップを感じるかもしれない。炭鉱の遺構は今や一部が世界遺産となったが、元々は人々のごく日常の中にある職場や住まいであった。牟田英昭(1950~)は、在りし日の姿を追想するように炭鉱の遺構を描いている。...

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