シンガポールなどの金融2社が福岡進出 「国際拠点化」誘致第2弾

 シンガポールの投資関連企業「キャップブリッジ・ファイナンシャル」と、超高速株取引システムなどを開発する「ダルマ・キャピタル」(東京)は21日、福岡市に拠点を開設すると発表した。福岡の国際金融拠点化を目指す産学官組織「TEAM FUKUOKA(チーム福岡)」(会長=麻生泰・九州経済連合会会長)の誘致件第2弾となった。

 キャップブリッジ社は、資金調達を目指す未上場企業と世界中の投資家を結びつけるマッチング支援を展開。シンガポール証券取引所の出資を受けて、韓国や東南アジアでも事業を展開する方針。6月までに福岡事務所を開設する予定という。オンライン会議システムでシンガポールから会見に参加したジョンソン・チェンCEOは「福岡は日本でもっとも成長している都市だ。太陽光発電や農業など、環境分野に関心を持っている」と話した。

 ダルマ・キャピタルは、プログラムを駆使して自動で株取引を行う「超高速取引業者」で、金融庁に登録している企業の中では唯一の日本企業。今月下旬をめどに福岡証券取引所の単独上場銘柄25社に対して高速取引を始めるという。塩谷明達社長は「国内で4カ所しかない証券取引所が福岡にある意義は大きい。チーム福岡の期待に応えたいという気持ちも進出を後押しした」と話した。

 チーム福岡の誘致により、香港の資産運用会社「MCPホールディングス」も福岡市進出を表明している。(山本諒)

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