「高畑勲展」原画や背景画、未公開資料展示も 29日から福岡市美術館

 「火垂(ほた)るの墓」や「アルプスの少女ハイジ」など日本アニメーション史に残る名作を手掛けた故高畑勲監督(1935~2018)の回顧展「高畑勲展」が29日、福岡市中央区の市美術館で始まる。7月18日まで。

 「絵を描かない」演出家だった高畑さんはファンタジーと一線を画して、庶民の日常を丹念に描き、大人の鑑賞にも耐えうる作品を生み出してきた。

 会場には「赤毛のアン」などの原画や背景画、未公開の制作ノート、絵コンテなど千点を超える資料が並ぶ。アニメ映画への情熱、宮崎駿さんらクリエーターとの共同制作、表現方法の開拓など多角的に作品世界の秘密に迫る。

 高畑さんが脚本・監督をして、福岡県柳川市の掘割浄化に取り組む人々や風景を描いたドキュメンタリー映画「柳川堀割物語」が6月12日午前10時と午後2時から、市美術館ホールで上映される。

 観覧料は一般1500円、高大生千円、小中学生600円。映画鑑賞には展覧会の観覧券と事前予約が必要。予約は5月28日まで。市美術館=092(714)6051。

 (大淵龍生)

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