厳しめレビューで逆キャンセル、「似た経験」「店側の困惑分かる」
西日本新聞のウェブサイト「me」にある「あなたの特命取材班」コーナーで、商品を購入し、厳しいレビュー(評価)を投稿後に店側から逆キャンセルをされた今回の事例を紹介した。「似たような経験がある」との投稿が寄せられた一方で、利用者からの厳しい指摘に困惑している飲食店の声も。低いレビューを排除する目的の作為的な“逆キャンセル”は広がっているのか。
「中国企業の商品購入で、2回似たような経験がある。商品(不良品)は、差し上げます。そのまま使っても、捨ててもいいです。みたいな対応」だったとの投稿があった。
「今は逆キャンセルどころか、高評価を書いてもらうために、高評価の投稿をしたらキャッシュバックで商品はあげますってヤラセもまん延しています」との情報も。
「低評価を消すのは消費者の声を黙殺しようとするものだから、悪質に感じます」と危機感を募らせる声もあった。
一方で、飲食店経営者からは店側の思いを代弁する見方もある。「量が少ない、サービスが悪いと来店客に言われた。何度も来る。嫌なら注文しなきゃいいだけ。(記事に出てくる店舗側は、投稿内容を)単なるクレーマーと判断したんだと思います」