コロナ下でも採用「今春並み・増加」7割 九州主要101社の来春計画

 西日本新聞がまとめた九州の主要企業の2022年春採用計画調査で、回答した101社のうち、21年春入社よりも採用人数を「増やす」とした企業は21・8%(22社)だった。「今春並み」の50・5%(51社)と合わせると7割超が今春と同等以上の水準を維持する見通し。新型コロナウイルス禍で経済情勢の先行き不透明感が続く中でも、企業の採用意欲の底堅さが示された。

 人手不足対応や新規事業対応のために採用人数を「増やす」とした企業は前年から2・4ポイント増加。「今春並み」も3・2ポイント増えた。

 一方、景気の先行き懸念などから「減らす」とした企業は5・0%(5社)で、前年比4・7ポイント減。過去2年間はゼロだった「採用しない」も4・0%(4社)あり、コロナ禍の影響を色濃く受けた運輸業や外食業で目立った。

 「未定」としたのは18・8%(19社)。要員計画の策定を進めていることや、新型コロナ下で採用活動を進めにくいことを理由に挙げた企業が多かった。

 採用活動への新型コロナの影響については「特にない」が最多の37・6%(38社)。「マイナス」とした企業が30・7%(31社)、「プラス」も13・9%(14社)あった。

 採用活動の課題(複数回答)は「新型コロナの影響による学生との対面機会の減少」が最多の78・2%(79社)。次いで「他社が採用活動を早めている」が38・6%(39社)、「選考時期のピークが集中する」が24・8%(25社)の順だった。

 アンケートは九州の132社を対象に、4月8~23日に実施した。 (吉田修平、山本諒)

 

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