ハエと宇宙の技術で農業に新風 環境と生産性両立の肥料・飼料開発

 宮崎県で家畜のふん尿をイエバエに分解させた肥料と飼料の製造に、東京のベンチャー企業が取り組んでいる。宮崎の企業が引き継いだ旧ソ連の宇宙関連の技術を応用し、分解時に温室効果ガスの発生が少なく、機能性も高いという肥料と飼料を開発した。環境への配慮と生産性を両立できる新しい試みとして、農業の現場で導入や実験が広がりつつある。

 家畜のふん尿は一般的に、微生物で発酵させて堆肥にする。その過程に数カ月かかり、温室効果ガスやにおいが発生するのが課題だった。農林水産省によると、家畜のふん尿は国内で年間約8千万トン発生する。この量は東京ドームの容積の約75倍に匹敵する。...

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