福岡市、地下鉄終電1時間繰り上げ 宣言中の学校行事は見送り

 福岡市は7日、緊急事態宣言期間中に市地下鉄全線の終電時刻を約1時間繰り上げるなど、感染防止策を実施すると発表した。市教育委員会は市立学校で5月に実施の多い運動会や、学習参観、修学旅行などの行事について、宣言中の実施を見送る。

 高島宗一郎市長は同日夜に臨時の記者会見を開き、「ワクチン接種までの最後の試練と思って皆さんと乗り切っていきたい」と市民への協力を求めた。

 市によると、繰り上げは県からの要請で、12~31日に実施。空港線と箱崎線の天神駅での平日の終電時間は、博多行きが午後11時17分、姪浜方面行きが同11時21分、貝塚行きが同10時57分。七隈線の天神南駅では橋本行きが午後11時となる。地下鉄の終電が繰り上げられるのは初めてという。

 また、動植物園や美術館、博物館、公民館などの公共施設については12~31日に原則閉館する。宣言中の市主催イベントも中止か延期する方針だ。

 市教委は7日、運動会など学校行事実施の見送りについて各学校長に通知。宣言解除後への延期を可能としている。授業はこれまで通り行うという。運動会については昨年度は中止し、学年ごとや時間短縮など、学校の規模や状況に応じた代替イベントを各学校の判断で実施していた。

 一方、市は独自の支援策として、県の休業要請に応じた酒やカラオケを提供する飲食店などを対象に賃料の8割を補助。関連経費を15億~20億円と見込んでおり、予算案を5月の臨時議会に提案する予定だ。6月下旬ごろの支給開始を見込んでいる。 (横田理美、泉修平)

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