鷹零敗、痛すぎる12残塁 グラシアル右手指骨折 患部固定3週間

 徒労感が残る黒星、痛すぎる主軸の長期離脱。チームは大きなショックに見舞われた。

 4番DHでスタメン出場したグラシアルがアクシデントに見舞われたのは二回。二塁打で出塁したが、1死後に甲斐の三ゴロで飛び出し、頭から帰塁した際に、二塁手と交錯し、顔をゆがめた。

 今季37試合全て出場し打率3割4厘、5本塁打、15打点のキーマン。四回の第2打席で代打を送られると、打線の歯車はかみ合わなくなった。四回無死二塁や六回無死二塁など得点機を生かせず。九回2死満塁は柳田が遊ゴロに終わるなど負の連鎖にはまった。

 結局12残塁で今季31試合ぶり2度目の「0封」負け。本拠ペイペイドームで西武相手に4連敗(1引き分けを挟む)を喫するのは、2012年の5連敗(4月25、26日、7月4、5日、8月3日)以来9年ぶりの屈辱だ。「(点が)欲しい欲しいとなれば、選手の心理的な働きもある」。工藤監督は度重なる得点機を逃したことで選手にプレッシャーがかかる状況になっていたと悔しげに振り返った。

 グラシアルの検査結果は右手薬指の剥離骨折と中指と薬指の側副靱帯(じんたい)損傷。リハビリ組に合流することになり、これから3週間程度の患部の固定を強いられる。今後に重くのしかかるショッキングな現実を突きつけられた。キューバ代表として、5月31日(現地時間)から米フロリダ州で開催予定の東京五輪米大陸予選への出場にも影響を及ぼすことにもなりそうだ。 (鎌田真一郎)

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