コロナ苦境、「アジアと明るさ」に託す 九経連会長に西鉄・倉富氏 

 九州経済連合会の次期会長に西日本鉄道(福岡市)の倉富純男会長(67)の就任が内定した。8年務めた麻生泰会長(74)=麻生セメント会長=は、自身が志向したアジアなど海外経済の成長の取り込みと、倉富氏の明るい人柄に後を託した。ただ、コロナ禍による九州経済へのダメージは大きく、西鉄も大きな影響を受ける。会長企業として人材や金銭面でさらなる負担も不可避で、倉富氏は難しいかじ取りを迫られる。

 「私自身、九州を元気にするのが一つのロマンでもあった。元気いっぱい、やっていきたい」。10日、福岡市であった記者会見。倉富氏はこう強調した。

 麻生氏は2013年の就任以来、事業計画に数値目標を明記するなど「重要業績評価指標(KPI)」を推進してきた。九経連職員からは「数字の文化が植え付けられた。組織が明らかに変わった」と評価する声が少なくない。

 麻生氏は4期目の2年間を「総仕上げ」と位置付け、農産物輸出や訪日外国人客増加などの施策に注力してきた。コロナ禍でこの1年ほどは停滞を余儀なくされたが、「もう74歳で8年間やった。新しい目、切り口でやってもらいたい」として、国際物流など海外事業を展開する西鉄の倉富氏に後を任せる。

...

関連記事

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR