「屈辱だと思わないと」 「天敵」をよみがえらせた武田の序盤

 5カード続けて初戦の白星を逃した福岡ソフトバンクが4月16日以来の3位に転落した。工藤監督が悔しがったのは、7回を4失点で今季2敗目を喫した武田が3点目を許した二回の場面だ。

 「1死から送られてタイムリーというのは屈辱だと思わないと」。先頭のレアードにソロを浴び、1死後に四球で歩かせた走者をバントで送られ、初回も安打だった荻野に適時打を許した。「投手心理では最初は不安があると思うけど、(二木が楽になったのは)3点取られてからでしょう」。ロッテ先発の二木を立ち直らせる分岐点だったと、指揮官は見ていた。

 開幕戦で5点を奪い、六回途中でKOした右腕には2019、20年で7敗(0勝)を喫した。初回は開幕戦で本塁打を含む2安打だった1番の周東が中前打で出塁し盗塁も成功したが、後続が倒れた。3点の援護をもらった二木にコーナーと高低を丁寧に投げ分けられ、凡打の山を築かされた。

 今カードは2連戦。工藤監督が就任1年目だった2015年の9、10月以来となる6カード連続での勝ち越しなしが決まった。ロッテに抜かれはしたが、首位の楽天まで1ゲーム差。一方で4位西武にも1・5ゲーム差に迫られた。「戦いは隙を見せた方が負ける。隙を見せない野球、そういうところを目指すのがホークスの野球」。指揮官は自戒を込めた言葉を響かせた。(鎌田真一郎)

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