福岡3度目の緊急事態 5月31日まで、外出自粛、酒提供店に休業要請

 福岡県で12日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発出された。期間は31日まで。県は、酒やカラオケを提供する飲食店に休業を要請し、それ以外の飲食店や大型商業施設などには午後8時までの営業時間短縮を求めている。県民には日中を含めた外出自粛を要請している。

 同県に宣言が出るのは昨年4月、今年1月に続いて3度目で、2月28日で解除されて以来となる。

 今回の宣言のポイントは、酒やカラオケを伴う飲食店への対策強化で、夜間の外出自粛を徹底するため幅広い集客施設に対しても時短営業を要請する。

 飲食店への休業要請は、居酒屋やカラオケ店、屋台などのほか、酒を持ち込める店も対象。酒やカラオケを提供しなければ、午後8時まで営業できる。

 休業や時短に応じた飲食店には、事業規模に応じて1日4万~20万円の協力金を支給。県独自の支援策として賃料の3分の2(上限20万円)を補助する。一方で、要請に応じない店には休業や時短を命令でき、従わない場合は30万円以下の過料を科すことができる。

 集客施設では、百貨店やスポーツクラブ、パチンコ店などに午後8時まで、映画館や劇場などに午後9時までの時短を求める。

 床面積が千平方メートルを超える施設には、時短割合に応じて千平方メートルごとに1日最大20万円、施設内のテナントには100平方メートルごとに同2万円を支給する。

 県内では9日の新規感染が過去最多529人となるなど感染拡大に歯止めがかかっていない。病床使用率は約70%に上昇、服部誠太郎知事は11日の記者会見で「今後の感染状況は私たちの行動にかかっている。慎重な行動をお願いしたい」と呼び掛けた。 (華山哲幸)

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