【独自】久留米の老舗ホテル「萃香園」が事業譲渡

 創業139年の福岡県久留米市の老舗「萃香園(すいこうえん)ホテル」(客室数26)を運営する「株式会社萃香園」が経営不振に陥り、7月から新会社に事業譲渡することが分かった。新型コロナウイルスの影響による業績悪化が原因。ホテル名は引き継ぎ、パートタイマーを含む従業員は新会社が雇用する。

 現会社は負債金額を明らかにしていない。新会社名は「萃香園株式会社」とし、代表取締役には金子建設(同市)の金子泰大社長が就く。

 同ホテルは1882年創業で明治期から皇室御用達として知られる老舗。現在は宴会場や結婚披露宴などが売り上げの多くを占める。コロナ禍で2020年12月期の年商は約3億5千万円で、前期の約8億円から大きく落ち込んだ。

 新会社は4月9日に設立。5月8日に事業譲渡契約を締結した。現会社の川村安正会長と妻の芳子社長はホテル経営から離れる見通し。総支配人は息子の川村仁洋氏が続ける。

 金子社長は「萃香園のブランドを守り、地域経済の活力に寄与する必要があると考え、久留米市の企業である当社がスポンサーとして支援することにした」と話す。 (平峰麻由)

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