大任中花いっぱい運動35年 花壇の手入れ、募金活動で総理大臣表彰

 30年以上、花壇の手入れをはじめ募金活動などの「花いっぱい運動」を展開する大任中が、2021年の緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰を受賞した。同年は全国で12の個人・団体が選ばれ、福岡県内からは同中のみ。生徒会書記の伊藤りのあさん(13)=2年=は「先輩たちや在校生みんなの努力が認められたのでうれしい」と喜ぶ。

 奥浩幸校長によると、同中は1986年から、生徒たちが花壇への定植活動を開始。89年からは近くの大任小の児童らを招いた「花いっぱい運動」を始めるなど、中学校周辺の花の手入れを長年続けている。夏はマリーゴールドを中心に4種類、冬はパンジーなど4種類を育てており、四季を通じて色とりどりの花が同中周辺を彩る。

 生徒たちが花壇用に育てた苗は、地域にも配布されるなど、今では町を挙げての運動に発展。東日本大震災や熊本地震では、道の駅「おおとう桜街道」で生徒たちが募金活動を行い、募金した人には、生徒たちが育てた花の苗をプレゼントした。今回の表彰は、同中の長年にわたる地道な活動をはじめ、町緑化への貢献も評価された。

 4月28日に町役場であった受賞報告会で、運動の中心となっている美化部長の佐藤史弥さん(15)=3年=は「先生と生徒全員の協力のおかげ」と述べ、永原譲二町長は「町にとっても名誉ある賞。大任中の長年にわたる取り組みに敬意を表したい」と話した。 (吉川文敬)

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