変わらぬ人出、営業飲食店はまばら 熊本市まん延防止適用初日

 新型コロナウイルス特措法に基づく「まん延防止等重点措置」適用が16日に始まった熊本市。繁華街の人通りはあまり変わらないが、営業している飲食店はまばら。酒類提供の終日自粛を求められた店からは「厳しい」とため息が漏れた。

 熊本県は16日から6月13日まで、県全域に不要不急の外出自粛を呼び掛けたほか、熊本市の全飲食店に午後8時までの時短営業と酒類提供の終日自粛を要請。市内の千平方メートルを超える「大規模集客施設」に原則午後8時の閉館を要請した。

 同市中央区の下通アーケードは、普段の休日と変わらない人通り。NTTドコモのデータ解析によると、近くの通町筋の人出は16日午後3時時点で前日比9・7%減。専門学校生の女性(18)は「夜だけなら我慢できるが、昼間も外出できないのは窮屈」とこぼす。

 酒類提供の自粛について、バー「マガリカレー」のオーナー園田一成さん(40)は「酒が提供できたから、時短でも何とか営業できたのに」。ワインを提供する店の男性(48)は「協力金がもらえても、酒を出せないのは経営に痛手。休業も考えている」と話した。

 市中心部の映画館「Denkikan」も時短の対象だ。代表の窪寺洋一さん(52)は「映画館ではクラスター(感染者集団)は発生していないのに、なぜ時短が必要なのか」と首をひねった。 (松本紗菜子)

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