お金の支援は「1位」感じず…ランキングとギャップ

【北九州は子育てしやすい? ママになるので調べてみた】④

 北九州市が民間の子育てしやすさ調査で毎年政令市1位を記録している割に、妊娠してみるとあまり実感はない。先輩ママたちに聞いても「しやすいんじゃないですかね」と歯切れが悪く、1位に「そうだよね」とうなずく人は1人もいなかった。ランキングと実感のギャップの要因は、金銭的な負担を減らす経済支援の乏しさではないか-。出産・子育てにかかるお金を調べた。 

 妊娠してまず費用がかかるのが、月1~4回受ける妊婦健診だ。14回分は全国全ての市区町村が助成している。広島県北広島町や茨城県つくばみらい市など24市区町村は回数に限りを設けず助成しており、予定日より遅れる出産でも出費を抑えることができる。厚生労働省によると、118市区町村が15回以上を助成している。

 全国を見ると妊娠中の行政サービスは、妊婦健診の通院にかかる交通費を助成する広島県尾道市、育児用品の購入などに使用できる1万円の「妊娠子育て応援券」を妊婦に配布する東京都葛飾区などがあった。

 北九州市の健診の助成は14回分。そのほかに出産までにかかる費用を助成する独自の取り組みはない。全国の市区町村の7~8割が助成している子宮頸(けい)がんと4回の超音波検査は自己負担だった。

 子どもが生まれてから、毎月の出費で負担が大きいのが保育料だ。...

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