川辺川流水型ダム、環境影響調査実施へ 国交相きょうにも表明

 熊本県の川辺川への流水型ダム整備に向け、国土交通省環境影響評価(アセスメント)法に準じた調査を行う方針を固めたことが分かった。調査は数年がかりとなり、ダムの完成時期にも影響する見通し。赤羽一嘉国交相が21日にも表明する。

 国交省関係者によると、川辺川を含む球磨川水系の治水工事は1999年のアセス法施行前から進められているため、新たなダム整備であっても同法の対象外となる。一方、熊本県の蒲島郁夫知事は時間がかかってもアセス法と同等の詳しい調査が必要としていたことから、国交省として要望に応じることにした。

 同省は球磨川水系河川整備基本方針の変更にも着手し、近く社会資本整備審議会に諮る。2020年7月豪雨の被害を受け、基本方針が定める河川の最大流量想定などを見直す。川辺川への流水型ダム整備は、この見直しを受けて策定される河川整備計画に位置付けられることになる。 (鶴加寿子、古川努)

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