九州大雨「避難指示」相次ぐ 水俣など24時間雨量200ミリ超す

 活発化する梅雨前線の影響で九州地方は20日、広い範囲で激しい雨が降った。20日午後8時までの24時間雨量は熊本県五木村や水俣市などで200ミリを超えた。この日は改正災害対策基本法の施行日。災害時に市町村が出してきた「避難勧告」が廃止され、「避難指示」に一本化される中、熊本、福岡両県で「避難指示」が出された。九州北部地方は21日未明にかけて局地的に大雨が予想されている。

 気象庁によると、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になった影響で広範囲で大雨になった。1時間雨量(20日午後8時現在)は佐賀県伊万里市61・5ミリ▽長崎県佐世保市57・5ミリ▽熊本県山江村54・0ミリ-と、いずれも5月の観測史上最大となった。昨年7月の熊本豪雨で氾濫した球磨川では、避難を求める「氾濫危険情報」が出された。

 同日午後10時現在、熊本県の水俣市やあさぎり町、球磨村など9市町村と福岡県うきは市が「避難指示」を出した。

 JR九州によると、九州新幹線は20日夕、熊本-川内間で運転を見合わせ。鹿児島線や長崎線でも運休や遅れが発生した。

 気象庁は引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒を呼び掛けている。

 21日午後6時までの各県の24時間予想雨量は多い所で鹿児島180ミリ▽熊本150ミリ▽福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎120ミリ。 (梅沢平、高田佳典)

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