朝に道を聞かば 命を懸けて国事に奔走

人生の羅針盤 渋沢栄一と論語(4)

 中国の六朝時代の詩人に陶淵明(とうえんめい)がいる。唐代の李白、杜甫とともにわが国で親しまれている。中国の名山・廬山(ろざん)近くの僻村(へきそん)で、生涯隠者として生きた隠逸(いんいつ)詩人である。

 彼に「貧士を詠ず」と題した全七首の五言古詩がある。その四首目に、

朝(あした)に仁義(じんぎ)と与(とも)に生(い)くれば、夕(ゆう)べに死(し)すとも何(なに)をか求(もと)めん。

という詩句がある。

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