「感謝しかない」東浜今季1勝

 ◆ソフトバンク8-4広島(9日、ペイペイドーム)

 今季登板3戦目での初勝利にも東浜は謙虚だった。「野手の方に勝ちをつけてもらった。感謝しかない」。4点を失ったが、7回123球を投げ、プロ9年目で通算50勝に到達。本拠地ペイペイドームでは2018年から8連勝で20勝目だ。

 この日最速151キロの真っすぐを軸に、三回までパーフェクト。リードが3点に広がった直後の四回。無死一塁で西川に右翼テラス席への2ランを浴び、さらに無死満塁から内野ゴロの間に追いつかれた。それでも勝ち越しは阻止。昨年の開幕投手は意地を見せた。

 昨年11月のクライマックスシリーズ以来、約7カ月ぶりの本拠地マウンドだった。同シリーズの後、右肩不調で日本シリーズは投げられず、年末には新型コロナウイルスに感染。さらに右肩の状態は一進一退が続き、今季初の実戦に臨んだ4月上旬の2軍戦では左足首に打球を受けて緊急降板した。険しかった復活への道。「ぐちゃぐちゃとあったことも、なるべく考えないように過ごした」。じっと耐え、乗り越え、光にたどりついた。

 1分けを挟んで3連勝のチームは、リーグ首位楽天とのゲーム差を1・5に縮めた。東浜は「自分も(コロナを)経験したからこそ、プレーできるありがたみを感じている。暗いニュースばかりだけど、少しでも元気づけられればいい」と誓いを新たにした。

(長浜幸治)

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