福岡大、初の4強 延長10回サヨナラ「疲れました…」 全日本大学野球

 ◆全日本大学野球選手権準々決勝 国学院大1-2福岡大(10日、神宮球場)

 既に140球を投げた福岡大の村上(3年・九産大九州)はベンチから祈るように戦況を見つめた。タイブレークの延長十回1死二、三塁。仲田(4年・福岡大大濠)の遊ゴロを相手選手がはじき、劇的なサヨナラ勝ち。「疲れました…」。力投が報われ、村上はほっとしていた。

 アクシデントを乗り越えた。同点の八回無死一、三塁、相手3番を浅い中飛に打ち取った際に打球を追った遊撃手の永江主将(4年・東福岡)が審判と衝突。右肩を痛め、交代した。

 守備の要を欠いても、村上は「主将以外にもいい選手がいる」と言い聞かせ、後続を打ち取った。永江の「あとは頑張ってくれ」という言葉にも奮い立ち、その後も無失点に抑えた。

 村上は初回の1失点のみ。完投勝利を挙げた初戦の広島経大戦から中1日ながら、切れのあるツーシームを軸に調子を上げ、6安打を許しながら要所を締めた。

 悲願の全国2勝から一気に初の4強。「上回る結果が出て、自分としてもびっくり」と村上は驚く。12日の準決勝では福井工大と対戦。「全部の試合に関わるつもり」と力強く語った。 (伊藤瀬里加)

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