賞味期限過ぎた非常食って食べられるの?国民生活センターが品質調査

 パックご飯にカップ麺、缶詰、レトルト食品―。独立行政法人「国民生活センター」(相模原市)が、災害に備えて各家庭が備蓄している非常食について、賞味期限を過ぎた場合の品質の劣化などを確かめるテストを初めて行った。今回は重大な問題は見当たらなかったが、センターは「神経質になり過ぎることなく、適切な保存管理を心掛けてほしい」と呼び掛けている。

 東日本大震災の後も各地で地震や豪雨による災害が続き、家庭で非常食を備蓄する必要性が高まる中、無駄のない適切な保管に役立ててもらうのが狙い。昨年12月から今年1月にかけて全国の101人から、常温保存が可能で、賞味期限が切れた未開封の商品を提供してもらった。

 寄せられたのは、長期保存タイプとうたった菓子やパン、カップ麺、飲料水、お湯や水で戻せるアルファ化米のほか、レトルトのカレーや総菜など計101点。このうち45点は賞味期限を過ぎてから1年未満だったが、9点については5年以上過ぎていた。

 容器や包装の外側に異常がないかの目視調査では、31点に汚れやへこみ、さびなどを確認。賞味期限を1年以上過ぎた場合に多く見られた。ただ、食品に触れる包装の内側に異常はなく、食品自体にも変色など明らかな問題はなかった。...

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