西鉄電車の回数券、7月末で販売終了 コロナ禍、収支改善狙う

 西日本鉄道(福岡市)は17日、西鉄電車に10回分の料金で11回乗車できる回数乗車券(普通、通学用)の販売を7月末で終えると発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う業績悪化を受け、収支を改善するため。販売終了で本年度末までの8カ月間で5千万円の収支改善を見込む。

 回数券は、2019年度に約6万セット(約1億5千万円)、20年度は約10万5千セット(約3億2千万円)を販売した。ただ障害者割引の普通回数乗車券は販売を続ける。西鉄電車は3月には一部区間で運賃を10~40円値上げしている。

 西鉄はまた、グループ会社が運行している福岡―長崎間の高速バス「九州号」の運賃を8月1日から値上げする。年間5千万円の収支改善を見込む。利用が落ち込んでいる高速バスの福岡空港―大牟田・荒尾線(1日10往復)の運行は8月1日から当面休止する。

 林田浩一社長はこの日の会見で「持続的、安定した輸送サービスを提供するため」と話した。 (古川剛光)

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