「時の壁」に「コロナの壁」も…平和学習の在り方模索する学校現場

福岡大空襲から76年

 2千人以上の死傷者、行方不明者を出したという福岡大空襲から19日で76年。子どもたちに戦争の悲惨さや平和の尊さをどう伝えるのか-。長い月日が流れ、児童生徒の受け取り方も変化する中で、学校現場は対応に苦慮している。新型コロナウイルスの影響で、平和学習に語り部を招くのをやめる学校もあり、教諭らは学びの場を模索する。

 「同じ過ちを繰り返さないために平和学習をします」。今月上旬、福岡市東区の香住丘小で開かれた福岡大空襲の勉強会で、教諭の知念秀樹さん(31)が語り掛けた。児童にではない。同僚の先生たちに-。

 香住丘小では、この時期に平和学習を開き、語り部を招いてきた。だが、新型コロナウイルス感染拡大で、昨年は語り部を呼べず、当時を知らない教諭たちが教壇に。今年も語り部を招くことができず、教諭らが空襲を事前に学び、児童への平和学習を迎える。...

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