大分の離島舞台に「新本格」 綾辻行人『十角館の殺人 新装改訂版』

酒井信さん寄稿

 関サバや関アジの漁場として知られる大分市の佐賀関半島近くの高島と思(おぼ)しき場所で展開される本格派推理小説である。推理小説の中でも、探偵が活躍し、複雑な謎やトリックを解明することを重視した作品を一般に「本格派」と呼ぶ。バブル期に作家としてデビューした綾辻行人の作品は、それ以前に人...

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