介護福祉士会を支え30年 福岡県会長を勇退する因利恵さん

 高齢や心身の障害により日常生活に支障がある人を介護する国家資格、介護福祉士を福岡県で組織化して30年。会の発足から務めてきた会長職を今月末に退く。

 その歩みは日本の高齢者福祉の歴史と重なる。福岡市内で結婚し子育て中だった1979年、経済的に自立しようと「週4日勤務、残業なし」の文句に引かれ、市社会福祉協議会の家庭奉仕員(現在の訪問介護員)に応募した。高齢世帯に派遣され、炊事、洗濯などの家事に当たる。派遣先のお年寄りたちは家に閉じこもり、室内も伝い歩きで移動していた。ところが外出に誘うと生き生きと介助なしで歩き、談笑した。介護者の気づき次第で、高齢者の暮らしは違うものになると知った。

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