おごれる軍政は久しからず

権勢の絶頂にあった平清盛は、14、15歳の少年300人を召し抱えた。頭の下側だけをそった奇妙な髪形にし、赤い服を着せて京の町を歩かせた▼目的は不穏分子の摘発である。平家一門への不満や批判を口にする者があれば集団で家に押し入り、縛り上げて連行した。「人々は少年たちを恐れ、馬も車もよけて通る」と平家物語は記している...

残り 414文字

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

PR

PR