西鉄100円バス、7月1日から150円 高齢者乗り放題券も値上げ

 西日本鉄道(福岡市)は7月1日から、新型コロナウイルスの影響で悪化した業績の改善策として福岡市、北九州市の都心部で運行する「100円バス」の運賃を150円に値上げする。高齢者向け乗り放題券などの割引も見直す。運賃見直しで、年間約7億円の収支改善を見込む。

 100円バスは1999年7月に導入。西鉄福岡(天神)駅やJR博多駅周辺など福岡市中心部、北九州市など主要駅近郊の区間で運賃を一律100円で運行していたが一律150円と1・5倍にする。

 65歳以上が対象の乗り放題券「グランドパス65」も値上げ。「福岡都心100円エリアフリー定期券」、午前10時~午後11時に福岡都市圏の路線バスが乗り放題となる「ひるパスロング」の販売は6月末で終了する。一方、高齢者の負担に配慮し、午前10時~午後5時限定の「おひるのグランドパス65」を新設する。

 西鉄の2021年3月期連結決算は、純損益が120億7400万円の赤字に転落した。ICカード「nimoca(ニモカ)」で鉄道とバスを利用した場合に付与していた乗車ポイントを3月末で終了するなど、サービス見直しを進めている。 (古川剛光)

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