九州豪雨4年、紙灯籠にともす希望

 福岡、大分両県で42人の死者・行方不明者を出した九州豪雨は5日、発生から4年を迎えた。被災地では住民らが犠牲者をしのび、古里の復興を誓った。

 関連死1人を含む33人が死亡、2人が行方不明となった福岡県朝倉市では、午前10時に追悼のサイレンが鳴り響いた。3人が犠牲となった同市杷木地区の東林田集落では夜に「追悼のつどい」が開かれ、「7・5」の形に並べられた約100個の紙灯籠に火がともされた。時川清美さん(68)は「住民同士が協力し合い、安心安全な地域にしたい」と力を込めた。

 3人が亡くなった同県東峰村でもサイレンに合わせ住民や村職員らが黙とう。渋谷博昭村長は「未曽有の災害が決して忘れられることのないよう後世に語り継ぎ、防災対策に万全を期す」と誓った。

 大規模土砂崩れなどにより3人が亡くなった大分県日田市の市役所でも正午、原田啓介市長や幹部職員らがサイレンに合わせて黙とうをささげ、犠牲者を悼んだ。

 (横山太郎、鬼塚淳乃介)

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