子のワクチン接種どうする? あな特通信員、飛び交う情報に戸惑い

 新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、12歳以上の子どもの接種はどうするべきか-。「あなたの特命取材班」は全国のあな特通信員に子どもの接種の賛否についてアンケートを行った。「反対」が39・5%と「賛成」の29・2%を上回り、「どちらともいえない」は31・3%だった。不確かなものを含めさまざまな情報が飛び交い、戸惑いが広がる現状が浮かび上がった。

 アンケートは6月末から実施し、1791人が回答した。国が接種対象とする12歳以上の子どもがいる保護者か子ども本人に、接種について尋ねたところ、「希望しない」は41・3%で、「希望する」の25・1%を大きく上回り、家族や自らの接種の方がより慎重な傾向が見えてきた。

 希望しない理由は副反応や将来的な影響を懸念する声が多く、希望する理由は学校生活の通常化や集団免疫の獲得を期待する声が目立った。

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 アンケートは、LINE(ライン)で西日本新聞を友だち登録している「あな特通信員」を対象にした調査で、多様な方々の生の声を聞き取るのが目的です。無作為抽出で民意を把握する世論調査とは異なります。

【ワードBOX】子どものコロナワクチン接種

 厚生労働省は6月、米ファイザー製の新型コロナウイルスのワクチンを接種する対象年齢を16歳以上から12歳以上に引き下げた。同社が実施した12~15歳2260人への臨床試験で、安全性と効果が認められたことを受けた措置。米国では12歳未満を対象にした臨床研究も進んでいる。文部科学省は学校での集団接種を「現時点で推奨しない」方針。同調圧力により接種の強制になる懸念や、副反応にきめ細かく対応する体制整備が難しいことなどを理由としている。

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