JR博多駅に高級立ち食いそば 5、6番ホームで「さえ木」9日から

 JR博多駅(福岡市)の鹿児島線列車が発着する5、6番ホームに9日から、高価格帯の立ち食いそば店が登場する。企画したJR九州フードサービス(同)は「安くて早い」という立ち食いの概念を打ち破り、新型コロナ禍で困窮する外食業界に新風を吹かせる狙いだ。

 同社はホームの空き店舗を活用し、地元料理人らを応援するプロジェクトを企画した。3カ月ごとに入れ替わるルールで出店者を募集し、第1弾(3~6月)は日本料理シェフがラーメン店を出した。「高級立ち食いそば」は第2弾で、牛タンとそばの専門店「さえ木」(福岡市)が出店。経営者同士の縁から、全国のそば好きに名店として知られる「赤間茶屋あ三五(さご)」(同)の更科そばも提供される。

 立ち食いそば店では通常、コストを抑えるため冷凍麺を多用するが、さえ木では熊本産のそば粉を使って店で手打ちし、博多駅まで輸送。だしの具材なども無添加の九州産にこだわる。更科そばのざるが千円、かも南蛮そば1400円と、ほとんどが千円超えだ。さえ木の三角朋也店長は「食べてもらえれば、価格に納得してもらえると思う。いい意味で立ち食いのイメージを変えたい」と語る。

 営業時間は午前8時~午後7時。 (井崎圭)

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