福岡、まん延防止11日まで 飲食店時短も3ヵ月ぶりに解除

 福岡県に出されている新型コロナウイルス対応のまん延防止等重点措置が11日いっぱいで解除される。県は、飲食店への営業時間短縮要請も同日で解除。12日からは県全域の飲食店が通常営業を再開できる。飲食店の時短要請が県全域でなくなるのは約3カ月ぶり。

 ただ、ここ数日は県内の新規感染者が増加基調に転じている。服部誠太郎知事は「感染再拡大の兆候が見られたら速やかに効果的な措置を打つ」としており、新規感染者数や病床使用率が政府の判断指標で重点措置の目安となる「ステージ3」(感染急増)に近づけば、時短要請の再開を検討する考えだ。

 同県では5月12日に緊急事態宣言が発出されたが、同日の新規感染者数は過去最多の634人に達した。6月21日からは重点措置に移行。感染者は50人程度に減少し、ピーク時に80%を超えた病床使用率は9・0%(7月9日現在)まで低下している。

 県は感染状況の改善を踏まえて時短要請の解除を決めたが、県内でも感染力の強いインド由来の変異株「デルタ株」が広がっているとみられ、飲食店の利用を2時間以内とするなど感染リスクの高い行動は避けるよう求めている。

 重点措置区域に指定した福岡、北九州、久留米の3市内にある商業施設などへの時短要請も11日で解除する。 (御厨尚陽)

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