ノーノーは逃してもレイ封 #この一枚

 ◇ソフトバンク8-0楽天(12日、ペイペイドーム)

 八回で来日最多を上回る124球を投げながら、ソフトバンク先発のレイは「自分が投げる試合は最後まで投げたい」と続投を志願。連投していたモイネロがベンチを外れた一戦での力投だった。

 八回2死から、代打炭谷に右前に運ばれ無安打無得点の快挙こそついえたが、今季チーム86試合目での完封一番乗り。「人生初めての完封なのでうれしい。自分としても達成したかった」と本音を語った。

 「彼なしでは、今日みたいな投球はできない。1試合のために、どれだけ時間を費やし勉強しているか」。感謝したのはバッテリーを組む甲斐だ。序盤は最速151キロの直球を武器にしたパワーピッチングで、二回先頭の岡島から4者連続三振を奪った。2巡目に入り、相手打線の変化に気付いた甲斐に「真っすぐが狙われている」と伝えられ、カットボールを効果的に使って狙いを外していった。

 球団では千賀が2019年に成し遂げて以来となるノーヒッターの快挙こそ逃したが、工藤監督は「それに匹敵する投球だった」と絶賛した。

 チームは6月9日広島戦以来の3連勝。貯金は「2」となり、3位楽天とは0・5ゲーム差。レイの快投で、残り2試合となった前半戦のAクラスターンが見えてきた。

 (鎌田真一郎)

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