ヤングケアラー、福岡に132人 最多は小学生61人「学校にあまり行けない」

 家族やきょうだいの世話を日常的に担う18歳未満の子ども「ヤングケアラー」について福岡県が初めて行った実態調査によると、県内では132人が把握されていることが分かった。4割近くが学校にあまり行けていないと判断されており、学校生活に影響を及ぼしている実態が明らかになった。

 調査は昨年10月~今年1月にかけて実施。60市町村に設置された要保護児童対策地域協議会が回答した。132人の内訳は、小学生61人、中学生46人、高校生16人、所属なし(15~17歳)6人―など。ケアを行う対象はきょうだいが82・6%と最も高く、次いで母が45・5%だった。

 学校生活の影響(複数回答)では、「学校等にあまり行けていない」36・4%▽「忘れ物が多かったり、宿題をしてこないことが多い」18・9%▽「遅刻が多い」16・7%▽「授業に集中できない、学力が振るわない」15・9%―だった。「学校生活に支障は見られない」も27・3%あった。

 今回確認されたのは、調査に対して「把握している」と答えた24市町村のみの人数で、関係機関の認知不足により、実態を網羅できていない可能性もある。国が4月に公表した中高生対象の全国調査では、中学生の5・7%、高校生の4・1%が「世話をしている家族がいる」と回答。県児童家庭課は「学校や市町村への周知を進めて早期発見し、福祉施策などにつなげていきたい」としている。...

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