にら饅頭、オムライス…七転び八起きの料理店主「挑戦あるのみ」

 シン・フクオカ人 #43

 〈失敗を忘れない者が、挑戦心を抱き続けられるのかもしれない〉

 ちゅうぼうで自慢の酢豚を調理するいちゆう(45)は、これまで国内外で15店舗の飲食店を開いたり、撤退したりしてきた。いま経営する4店舗の一つが、新型コロナウイルス禍の今年3月末にオープンした、この大衆中華酒場「ろっこん」(福岡市中央区大名)だ。

 ギョーザの名店「テムジン」で7年間修業して独立。考案した「博多一口にらまんじゅう」の店を皮切りに、マグロ料理の立ち飲み、炉端焼き、焼き肉、ギョーザ…海を渡ってマレーシアにカレーうどん、シンガポールにはオムライスの店を開いた。

 「とにかくチャレンジ精神。料理の基本は一緒だから。お客さんが喜んでくれるかどうか、ですよ」

 屈託なく笑う顔に、店をつぶした後悔の色は全くない。

 客の好みや感想を聞き、料理の味は日々、少しずつ変えていく。料理自慢がユーチューブにアップしている動画を見て研究し、新作を思いついたらすぐ試してみる。失敗を忘れず、でも「前進」あるのみなのだ。

自慢の酢豚を紹介する関一優さんと妻・琴未さん

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