ワクチン大量廃棄の赤村、8月5日に接種再開 隣接自治体から融通

 温度管理の不具合で、新型コロナウイルスワクチン2160回分を廃棄した福岡県赤村は19日、隣接自治体から1170回分のワクチンの融通を受けられる見通しとなったことを明らかにした。村は8月5日から集団接種を再開する方針。

 村によると、ファイザー社製ワクチンを保管していた超低温冷凍庫などが17日、非常用電源の増設工事に伴う電源系統の不具合で温度が上昇。村が保管していた全てのワクチンが使用不能となり、接種ができなくなっていた。

 村は19日、県と協議。隣接自治体が保管するワクチン1箱(1170回分)の融通を受けることになった。8月16日に国から配分されるワクチンのうち、都道府県の裁量で市町村に配分できる「調整枠」の一部を使い、県が村に融通してくれた自治体に1箱を振り向ける。この自治体の接種に影響はないという。

 村では、65歳以上の高齢者1278人への接種をほぼ終了。15日から40~64歳や基礎疾患などがある約900人の接種を始めたばかりだった。村担当者は「15日に接種した村民の2回目に間に合い、ほっとしている」と話した。 (吉川文敬)

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