近代スポーツの影 勝者と敗者を伴う競争あおるナショナリズム

【人類学者のレンズ・松村圭一郎 】

 東京に4度目の緊急事態宣言が出されるなか、オリンピックが開幕する。私たちはこのスポーツの祭典がどういう仕組みで運営され、誰のために開催されるのか、その内情を目のあたりにしてきた。パンデミックの最中に世界200以上の国と地域の選手団や関係者が東京に集まる。国家の威信と国民の生命をかけた無謀な実験がはじまる。...

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