時短要請再開を福岡県が検討「午後9時まで」軸に

 福岡県は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、飲食店への営業時間短縮要請を再開する方向で検討に入った。県が事前に定めている対応方針に基づき、県全域の飲食店を対象に午後9時までの時短要請を軸に調整する見通し。市町村や専門家の意見を踏まえて近く最終判断する。

 県内では今月中旬から感染拡大傾向が顕著になり、26日まで2日連続で150人を超える新規感染者を確認。県が独自に発動する「コロナ警報」では、「新規感染者数100人以上(3日間平均)」「病床使用率15%以上」の二つの指標が目安を上回った。県は警報を発動すれば、飲食店に午後9時までの時短営業を要請するとしている。

 警報の判断指標のうち重症病床使用率は目安に達していないが、大曲昭恵副知事は26日の臨時記者会見で「『第5波』と言える感染拡大の状況が見られており、医療提供体制への負荷が急速に高まることが懸念される」と強調。市町村や専門家との協議では、警報発動の必要性を指摘する意見が多いという。

 同県では、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に伴い7月11日まで県全域の飲食店に時短営業を要請していた。

 (黒石規之)

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