名付けられた、まばゆい人へ

 夏休みの宿題の定番といえば、昔も今も読書感想文だろう。今夏の全国コンクール課題図書、高校生の部から一冊を手に取った▼寺地はるなさん(佐賀県唐津市出身)の小説「水を縫う」。主人公は刺しゅうが趣味の男子高校生、清澄(きよすみ)。世の中で「普通」とされる価値観への問いと家族の優しさに満ちた物語だ。作中で、主人公の名に込めた親の願いが語られる。...

残り 428文字

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

関連記事

PR

PR