【大連日報】大連市にAI計算センターを整備へ 中国北方地区で最大規模

大連ニュースメディアグループ(大連日報)は、中国東北部有数の都市で、北九州市の友好都市である遼寧省大連市に拠点を置く友好メディアです。歴史的にも日本との関係が深く、親日家が多い地域としても知られる大連のニュースを随時紹介します。

 7月上旬に中国の上海で開催された「2021年世界人工知能(AI)大会」で、中国遼寧省大連市の金普新区管理委員と中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は、金普新区に「大連AI計算センター」を建設するための協力協定を締結した。センターはAIを支える計算施設で、中国北方地区で最大となる。

 7月8日から10日まで上海で開催された同大会では、300社以上の出展者が、人型ロボットやAI用のコンピューターチップ、無人自動車などの研究成果を初公開・展示した。

 金普新区管理委員会とファーウェイの合意によると、同センターでは、AI用のコンピューターチップ、基本ハードウエア、深層学習フレームワークからアプリケーション開発・実行基盤まで、AIに関する全般的な技術を提供。大連市の人材と科学研究能力を生かして地域のAI産業を集積し、伝統的な地場産業を含めた地域全体の産業の発展とデジタル化を進める。

 中国では製造業や交通、医療、金融などさまざまな産業でAIの導入が進み、コスト削減や業務効率化、事業発展の推進力となっている。中国国内では20都市以上でAI計算センターの建設が計画中で、ファーウェイなど中国の有力企業が参加している。

 金普新区は、独自の企業優遇策による産業振興が可能な「国家級新区」では全国で10番目、中国東北地区では初めて建設された。ここ数年、AIやロボット、ブロックチェーン(BC)、自動運転など新興産業の拠点化が進んでいる。(大連ニュースメディアグループ提供、鄭鴻記者/構成=中国総局・坂本信博)

大連日報=1945年11月、中国共産党大連市委員会の機関紙「人民呼声」として創刊し、その後「大連日報」となった。中国東北部有数の工業都市で、北九州市の友好都市である遼寧省大連市と周辺部をエリアとする朝刊紙や夕刊紙「大連晩報」などをグループで発行。西日本新聞社は2006年10月、記者交流や取材協力などを盛り込んだ「相互業務提携協定」を締結し、友好紙となった。19年、テレビ局などと合併して計11社からなる「大連ニュースメディアグループ」となった。

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