画面越しの国民と会場内で競技楽しむ外国人関係者

 ほぼ全ての会場が無観客で進められる東京五輪。男女のサッカー競技が行われる埼玉スタジアム(さいたま市)では雰囲気づくりのためか、観客のざわめきのような音が流されている。

 会場に響くのは選手と監督らの声、「ざわめき音」だけのはず。なのだが、ゴールが決まるとスタンドから歓声が…。レンズを向けると、関係者と思われる外国人がガッツポーズしている。大会プレーブックが定めるマスク着用を守っていない姿も目につく。

 23日の開会式では、五輪の雰囲気を味わおうと、東京都新宿区の国立競技場周辺に大挙した市民の姿を取材した。巨大なフェンスで会場と隔てられた人々はスマホで開会式を見ていた。

 自国開催の五輪を画面越しにしか見られない国民と、関係者とはいえ、会場内で競技を楽しむ外国人。そのギャップに頭がクラクラした。 (金田達依)

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